学び舎づくりが始まりました。

先日縄文楽校で棟上げが行われました。
これまで土運びや木の皮剥きなど、みんなで一つ一つ積み重ねてきたものが、
いっきに形になる日です。

昨日までの雨が嘘のような晴天です。
朝から大きな丸太を運んだり、機材を用意したりと、プロの大工さんは
とても忙しそうです。一日大工さんも数人早くから駆けつけ
ヘルメット姿で軽快に丸太運びや皮剥きを楽しそうにやってくれています。

一時間もすると、さっきまで何もなかった空間に、どっしりとした木の柱が
何本も立っているのです。なんという存在感でしょうか。

くねくねと曲がった丸木をそのまま柱にした光景はあまり見たことがありません。
まっすぐに製材した柱の5,6倍の手間ひまがかかったそうです。

棟木も東の空に向かって太陽を仰ぐような姿をしています。
 
 
昔は、山にある自然木をそれぞれの特徴を生かし、こんな風に家づくりをしたのでしょうか。

大工さんたちのお話を真剣に子供も大人も聞き入り、学び舎の第一日目の幕が開きました。