草原の共室

 「キキョウの園」と呼んでいる、ちょっとした草原地帯。ここは元々防風林として、防風林組合が管理していた土地です。

すぐ脇には比較的交通量の多い道路が通っており、奇跡的に、と言っても良いようなカタチで自然が残っています。

ここには名前の通りキキョウが数多く見られるほか、絶滅危惧種の指定をされている「ナガボナツハゼ」も数株自生しています。

これらの花はあまり強くはなく、周囲の雑草に日光を遮られてしまうと、満足に成長する事が出来ません。そこで安藤さんや、有志で集まって下さる方々と共に草刈りなどを行っています。

もちろんススキやその他雑草も、本来在るべき姿であることが望ましいので、なるべくそれらと共に共生していけるよう、こまめな活動を続けています。